初対面の人に自己紹介をする機会が多くなる4月。
第一印象で好感を持ってほしい!
けれど、第一印象はこちらの思い通りにならない……。
そう思っていませんか?
実は、外見や話し方以外にも
あなたの印象を形成する大きな要素があるんです!
今回は、自己紹介で気をつけたい言葉についてお伝えします。
・「真ん中」の言葉に気をつけよう!
初対面では相手の情報が少ないために
本人が発した言葉を信用しがちです。
「わたしは〇〇な人間です」と言われれば
「そうなのかな」と思ってしまうでしょう。
また、自己紹介だけでなく
第三者から紹介されるときの説明や
ホームページやSNSなどのプロフィールなども
あなた自身を紹介するものです。
そのときに気をつけたいのが「中心特性効果」です。
・「中心特性効果」とは?
「中心特性効果」とは、印象を形成するときに
その人の印象を決定づけるような重要な性格特性があり
それが全体の印象形成の決め手になることをいいます。
中心特性効果を検証したこんな実験があります。
実験協力者をAとBの2つのグループに分けて
ある人物の性格特性を7つ聴かせ
その人物の印象について質問しました。
Aグループ:知的な、器用な、勤勉な
温かい、決断力がある、実際的な、注意深い
Bグループ:知的な、器用な、勤勉な
冷たい、決断力がある、実際的な、注意深い
というように、中心にその人の特性を入れて伝えたところ
Aグループの人はその人に好印象を持ち
Bグループの人は悪い印象を持ちました。
また、Aグループの人はその人を
寛大で賢く、幸福で性格が良く、ユーモアがあり
社交的な人というイメージを抱きましたが
Bグループの人はそのようなイメージを持ちませんでした。
AとBの違いは「温かい」と「冷たい」だけですが
その特性が印象に決定的な影響を及ぼしたということです。
・第一印象は仕事や人間関係の積極性に影響する
大学生を対象にした、別の実験があります。
講義前に担当の講師についての情報を伝えて
講師の印象や講義中の学生の態度について調べました。
事前情報では講師のプロフィール文の真ん中あたりに
性格の特徴を「冷たい」または「温かい」と表現しました。
すると「冷たい」と書かれた紹介文を読んだ学生は
講師に対する評価が低く、講義中の討論で発言したのは32%でした。
一方、「温かい」と書かれた紹介文を読んだ学生は
講師への評価は高く、好印象を抱きました。
討論で発言した学生は56%で
積極的に取り組んだことが分かります。
自分の性格を表現する言葉が印象を形成し
その後の関係にも影響を及ぼす可能性があるので
自己紹介では自虐的なことやネガティブな表現は
しないほうがよさそうです。