仕事仲間や部下を褒めるとき
あなたは努力と結果のどちらに注目しますか?
自分にも他人にも厳しい人は
結果を重視するかもしれません。
今回は、努力を褒めることでもたらされる効果と
行動の変化についてお伝えします。
この1年の自分の頑張りを褒めるときにも
参考にしてくださいね!
・努力を褒められた子どもはどうなる?
心理学者のデュエックは
400人の子どもを対象とした実験を行いました。
子どもたちを2つのグループに分け
それぞれに同じパズルを解いてもらいました。
パズルができたら
Aグループの子どもは「結果」を褒めたのに対し
Bグループの子どもは「努力」を褒めました。
その後、両グループの子どもたちに
次に解くパズルを自分で選んでもらいました。
すると、Aグループは簡単なパズルを
Bグループは難しいパズルを選びました。
・結果を褒めると成長が止まる理由とは?
なぜ、結果を褒められた子どもたちは
簡単なパズルを選んだのでしょうか?
もしも難しいパズルを選んで解けなかった場合
褒めてもらえないだろうと考えたからです。
だから解けそうなパズルを選んだのだといえます。
一方、Bグループの子どもたちは
もっと頑張って難しいパズルに挑戦してみようと考えました。
たとえパズルが解けなくても
努力をすれば褒めてもらえることが分かっているからです。
・「努力称賛効果」でモチベーションアップ!
人から努力を褒められることで
難しい問題に挑戦するモチベーションが生まれ
さらに成長するために努力しようとします。
この心理を「努力称賛効果」といいます。
結果を褒めた子どもたちが
失敗を恐れて無難な選択をしたのに対して
努力称賛効果が見られた子どもたちは
失敗を恐れずに新たな挑戦を選択しました。
もっと能力を伸ばしたい後輩や部下を評価するときは
努力を褒めるようにするといいですね。
たとえ結果がついてこなくても
その過程で工夫したことや頑張ったことが
たくさんあるはずです。
一緒に今年の振り返りをして
本人も気づいていない努力した点を褒めるのがポイント。
そうすれば、自己効力感が上がります。
「やればできる」と思えるようになり
努力に結果がついてきそうです。
また、自分に対する評価は厳しくなりがちです。
だからこそ、努力した点に焦点を当てて
自分で自分を褒めるのを忘れずに!
コワーキングスペースや職場のメンバーで
ぜひ、お互いの努力を褒め合いましょう。
忘年会の前にすれば、場の雰囲気が良くなりそうです。