そろそろ大掃除をしたいけれど
いつか使うかもしれないと思うと
ものを捨てられない!
そんな人は多いのではないでしょうか?
プライベートでもビジネスでも
手に入れたものを手放すのは難しいですよね。
今回は、「授かり効果」についてお伝えします。
・ものを捨てられない!? 「授かり効果」とは?
あるものを手に入れたときよりも
失うときの痛みのほうが大きく感じる傾向を
「授かり効果」といいます。
だからこそ、人は失うことを過剰に嫌ってしまうのです。
すでに持っているものを高く評価し
それを手放すことによる損失を強く意識してしまい
手元に置いておきたくなります。
何年も着ていない服や読んでいない本が捨てられないのは
それを手放す損失を過大評価しているからです。
同時に、価値があるものだと思ってしまうので
「もったいない」とか「いつか使うかも」と
とっておこうとするのです。
・買取サービスに出すと損をした気分になるのはなぜ?
ものを手放す代償として受け取りたい最小値は
それを手に入れるために支払ってもいいと思える最大値の
約4倍から7倍程度だといわれています。
つまり、手放す際は手に入れる際の
4~7倍の価値を感じるということ。
この数値には諸説ありますが
家やオフィスにあっても使わないのに
買取価格が安いとガッカリしてしまい
売るのをやめようとするのは
このような心理が働いているからなんです。
・ビジネスでの落とし穴とは?
授かり効果は、ものに対してだけ働くわけではありません。
苦労して契約まで取りつけたクライアントとの仕事が
うまくいかなくなったとします。
ですが、過去の頑張りを考えると失うのが惜しくなり
なんとか立て直そうと努力します。
開発までに時間がかかった商品やサービスなどにも
同じ心理が働きます。
本来なら大きく方向転換したほうがいいのに
愛着や過去の経験から価値が高いものだと錯覚して
現状や未来に悪い影響を及ぼしてしまうのです。
大掃除に取りかかる12月は
授かり効果から解放されるチャンス!
まずは、思い入れが強いものではなく
なくても大丈夫だと思えるものから処分しましょう。
買取価格にショックを受けそうなら
思いきって捨てるのもアリです。
手放す決断を繰り返すことで
それほど損失が大きくないのではないかと
思えるようになります。
すると掃除だけでなく仕事に関するスタンスも変わってきて
手放したほうがいい仕事や人間関係が
見えてきそうです。
すると、授かり効果から解放され
来年から新しいことを始められるかも!