仕事に集中したいけれど
スマホの通知を確認したいから
デスクの上にスマホを置いている。
そんな人は多いと思います。
ですが、その行動が頭脳を流出させているとしたら!?
今回は、スマホがもたらす頭脳流出についてお伝えします。
・「頭脳流出」って何?
プログラミングやテクノロジーといった分野で
高度な知識を持った人たちが日本を離れ
外国に行ってしまう現象のことを
「頭脳流出」(ブレイン・ドレイン)と呼びます。
心理学にも「頭脳流出」という言葉がありますが
意味は少し違います。
アメリカの大学でビジネスの研究をするワード助教授は
スマートフォンを持っていると
ほかにやるべきことがあっても
そちらに集中できずにパフォーマンスが落ちる現象を
「頭脳流出」と名づけました。
・スマホを持っているだけで気が散る!?
ワードは、スマホを持っている人520人を対象に
頭脳流出に関する実験を行いました。
数学の問題を解きながら文字列を記憶するという
作業をしてもらいます。
たとえば、「48×12」という数学の問題を解きながら
「C・d・f・j・S」といった文字列も覚えるというように。
実験参加者を3つのグループに分けて
以下の条件で実験を受けてもらいました。
Aのグループ:スマホを机の上に置いておく
Bのグループ:スマホを自分のかばんの中に入れる
Cのグループ:実験前にすべての荷物とスマホを預ける
その結果、Cのグループだけが作業で高得点をとりました。
この実験から、スマホは机の上に置くだけでなく
かばんにしまっていたとしても
気が散ってしまうことが分かりました。
・信頼関係を築くためには?
それから、人と会っているときに
無意識にスマホを見ていませんか?
食事中や打ち合わせ中も
テーブルの上にスマホを置く人は
少なくありません。
ですが、スマホをテーブルの上に置くと
アプリの通知や着信に気づきやすく
チラッとスマホを見てしまったり
電話に出たりすることがあるでしょう。
相手も同じようにテーブルの上にスマホを置いているので
「どうぞ、確認してください」という態度をとるものの
目の前にいる自分よりも
スマホの向こうの相手を優先されたと感じてしまいます。
最近は時計を持ち歩かずにスマホで確認したり
商談メモをスマホやタブレットに書いたりすることがありますが
大事な話をするときはスマホが気にならないように
電源をオフにしておくといいですね。
スマホを見るのが当たり前の時代だからこそ
目を見て会話に集中する態度に好感を持ってもらえるかも!